医系受験のプロによる医学部合格の勉強法

医学部受験対策

医学部受験対策

医学部受験について

「医学部受験について教えていただきたいのですが?」という相談を最近よく受けます。
近年、医学部志望者が急増している中で同時に「医学部受験は独特」「最近の医学部受験は以前と様相が変わっていてわからない」と不安に思っている方も増えているようです。
確かに、一般的な大学受験と比較すると、入試科目や方式など医学部受験は特殊だと言えます。
大学によっても入試問題の傾向や特色が多様化しており、複雑な印象をお持ちになっているのでしょう。
また、合格難易度が高く、「狭き門」であるということも一因だと思われます。

そこでインフィアでは、そういった医学部受験に疑問やご不安をお持ちの方を対象とした個別相談会を随時実施させていただくことに致しました。

医学部受験のことが知りたい方、お悩みの方は、今すぐこちらまでお電話ください。
→077-527-9801

インフィアでは、医学部受験の情報だけでなく、合格のための勉強法やカリキュラムなど「狭き門」を突破するノウハウもあります。
医学部受験のことは、何でもお気軽にご相談ください。

面接対策のポイント ①

面接の基本

面接は、相手の人柄をみるのが基本です。
それも、わずか10分ほどの短時間でみるので、当然焦点を絞ってきます。
もちろん、それは学部や学科への適性でしょう。そのためにも、オープンキャンパスで受け取った資料や大学のパンフレットはよく読んでおくべきです。
また、面接では出願時に提出した「志望動機」「自己アピール」などを材料として、その適性を探るでしょう。
提出した書類と異なる意見は禁物です。自己アピールで示した特技や資格についても具体的に語れるようにしておきましょう。

基本的な質問

  • ① 志望動機
  • 大学のパンフレットをよく読み、「校風」「教育方針」などを理解しておくことが大切です。
    (丸暗記ではなく、自分の理解した言葉で覚えておきましょう)
  • オープンキャンパス、大学説明会などに参加し、そこで得たことを話題にするのもいいでしょう。
  • ② 大学で学びたいこと
  • 大学のパンフレットで紹介されている講座から、関心のあるものをピックアップしておきましょう。
  • 自身の理想とする医師像から、学ぶべき知識や技術をまとめておきましょう。さらに、現代社会が直面する課題(超高齢化、伝染病とグローバル社会など)にも言及できればベストです。
  • ③ 将来の医師のあり方
  • 大学のパンフレットには「良医」について解説されているものもあるので、しっかり目を通しておきましょう。
  • 親の家業を継ぐなど、消極的なものは避けましょう。聞かれれば、「それも選択肢のひとつ」ぐらいで応じましょう。
    (入試の段階で、学校側は親の職業は聞かないことになっています)

面接対策のポイント ②

面接の準備

面接は「印象」が大切です。特に、「誠実さ」や「熱意」が評価されます。
したがって、妙にニコニコ愛想を振りまく必要はありません。
服装は「清楚」が一番です。派手な服装や、ジーンズなどのカジュアルなものは避けましょう。
また、どこで見られているかわかりませんので、大学に到着した時から意識して(気合を入れて)おきましょう 。

入室のマナー

  • 入室のマナー①
  • 名前を呼ばれたら「はい!」と大きな声で返事をする。
  • ドアをゆっくりノック(二回)する。
  • 「どうぞ」と指示が出たら(聞こえなかったら、もう一度軽くノックする)入室し、軽く会釈をして、ドアの方を向いてゆっくり確実にドアを閉める。
  • 入室のマナー②
  • 入室したら面接官(複数の場合は真ん中の人物)に視線を合わせ、「よろしくお願いします(「失礼します」でもよい)」と言って、一礼をする。
  • 入室のマナー③
  • 「どうぞ、こちらへ」と言われたら、前に進み、椅子の横(通常 左)に立ち、面接官の指示に従い、「名前」「受験番号」などをはっきり応える。
  • 入室のマナー④
  • 「どうぞ」といわれたら、「失礼します(お願いします)」といって、一礼し、椅子に座る。両手は膝の上に置く。

退室のマナー

  • 退室のマナー①
  • 面接終了の言葉を受け、椅子の横(左側)に立ち、「ありがとうございました」 と述べて、一礼をする。
  • 退室のマナー②
  • ドアの前で面接官の方を向いて、「失礼します」といって一礼し、ドアをゆっくり開け退室する。外でドアを閉める時も、静かに閉めること。

面接対策のポイント ③

面接での質問

面接では「なぜこの大学を選んだのですか」のような一般的な質問以外は、受験生によって異なるのが当たり前です。
したがって、高校や予備校の「卒業生面談資料」などを丸暗記して面接に臨んでも、意表を突かれることになります。
もっとも、基本的な質問(面接対策①)については、あらかじめ準備しておくことが大切です。
その他、個別的な質問は、各自の提出した「志望理由書」に基づいて問われるのが普通です。
何を書いたかによりますが、いくつか代表的なものを挙げてみます。

代表的な質問

  • 質問① なぜ地元の大学ではなく、この大学を選んだのか。
  • 「入りやすいから」とか「親が勧めたから」など大学の価値を無視する発言はやめましょう。
  • パンフレットをよく読み、大学の「アピールポイント」をしっかりとらえて反応しましょう。
  • 質問② 医師が不足している原因はなにか。
  • 「希望者が少ない」とか「患者が減少している」など現実を理解していない発言はやめましょう。
  • インターネットなど活用し、厚生労働省などのホームページから現状を捉えるようにしておきましょう。
  • 質問③ 終末医療についてどう考えるか。
  • 「オランダのように安楽死を認めるべき」のような断定的な意見は控えましょう。「なぜ、そう思うのか」というさらなる問いかけに発展することになります。
  • 終末医療、尊厳死、高齢化社会など、医療環境をとりまく社会的問題は、参考書(『ニュース解説室へようこそ』清水書院)を読んでまとめておきましょう。
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